今後の金融業界の課題について

今の日本の金融が理想通りの動きをしているかと言うと、残念ながらそうとは言えないわけです。もちろん、金融仕組みで100%完璧な動きにはならないわけですが、やはり今後の課題に関してはしっかりと解決していく必要があるでしょう。

金融業界全体が持っている大きな課題

銀行を始めとした金融業界全体が持っている大きな課題として、収益の低さを挙げることができます。例えば、銀行にお金を預けても得られる利息は雀の涙ほどしかありません。

外貨預金であれば、10%を超える金利を得ることもできますが、国内では定期預金でも非常に低い金利となっているわけです。

そうなれば、銀行にお金を預けようと思う人も減るでしょうし、結果として銀行側もお金の運用が難しくなってしまうのです。

これを改善するためには、もちろん金利を高くするのが手っ取り早いかもしれませんが、そうすると今度はお金を借りる際の利子も高くなってしまうのです。そのため、安易に高金利にしてもそれはそれで問題が生じるので、簡単に解決できる問題ではないのです。

結局のところ、日本経済全体の景気が良くならないといけませんし、金融仕組みの1つ1つを改善していくことによって、課題解決へと繋がっていくのです。

貸付を渋っている現状も改善する必要がある

また、銀行やその他の金融機関の現状を見てみると、どうしても貸付を渋る傾向にあります。貸倒れのリスクを軽減するために、貸し付ける属性を以前よりも厳選しているのです。

それによって、今までは問題なくお金を貸してもらえた個人や企業が、貸し渋りによりお金を借りられない状況になってしまうのです。

それにより、企業としては事業を始めることができず、個人としても消費を慎重になってしまうのです。そうなれば、お金の動きが鈍くなって結果として経済を停滞させることになるわけです。

また、金融機関としても貸付によって得られる利息が少なくなるわけですから、顧客への還元ができずサービスも悪くなってしまうという悪循環に陥ってしまうのです。

確かに、金融業界において貸したお金を返してもらえないのは、大きな損失にはなるわけですが、お金の貸付は金融仕組みの根本でもあるわけですから、もう少し柔軟に対応してもいいかと思うわけです。